キング・クリムゾン「ライブ・イン・セントラルパーク,74」(J.W追悼)|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

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しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

キング・クリムゾン「ライブ・イン・セントラルパーク,74」(J.W追悼)


74年作。各種ボックスに収録されていた音源だが、タイミング良く国内盤単独CDで発売。『太陽と戦慄』期クリムゾン、解散直前のラスト・ライブ。ウェットンのクリムゾンでの役割は、「インプロヴァイズ出来る凄腕ベーシスト』の他には「動に対する静」としての清涼剤。『突破口』等のハードかつラウドな楽曲の合間に歌い込まれる静的なヴォーカル曲の数々、この対比はフリップ自体、レイクやボズの頃から試していたが、ウェットンの「声質」あって初めて美しいストラクチャーが可能となったのは特筆すべきもの。この1枚はオーディエンス・カセット録音、音質は時代的にある程度は覚悟すべきレベルだが、良心的なリマスタリングでかなり向上している。むしろ注目すべきはその演奏内容面であり、メンバー全員がフル・スロットルで追い上げていく爆発一歩手前なエネルギッシュな展開、公式ライブ盤『USA』でも充分に感じられるが、より生な状態で捉えられているこの一枚の方に軍配が上がる。特にアンコールの『トーキング・ドラム~太陽と戦慄Part.Ⅱ』は独特の静謐感すら漂わせている。そして、これがウェットンの正式な「キング・クリムゾン」としての最後の一枚でもある。いや、そうなってしまった。セントラルパークの夕陽が眩しい。

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