
07年作。アレックス・マクガイア(Key,P)はカンタベリー周辺で、新生ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのキーボーディスト、アヴァンギャルド・ロック・バンドのダウト等の活躍で知られているが、本業は割りとストレートなジャズ・ミュージシャンであり、自身のセクステットを率いて活動を続けている。その本業のアルバムがこれ。所謂コンテンポラリー・ジャズのライブ盤だが、同時に物故したソフト・マシーンのエルトン・ディーン(Sax)への追悼盤でもあり、かつてディーンとコラボした「サイキック・ウォーリアーズ」「ジョンズ・フラグメント」、そして代表曲である「セブン・フォー・リー」も演奏されており、涙なしには聴けない1枚(;_;)。ヒュー・ホッパーとも共演した、マイケル・ダーヴィル(G,Synth)も参加。因みにやはりディーンの盟友のキース・ティペット(Key,P)も追悼盤「ドリーム・タイム」を出しているが、こちらは完全にフリーの演奏で、ディーンの曲は含まれていない。ムーンジューン・レーベルのサイトより購入可能。
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