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残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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V.A「ザ・メニイ・フェイセズ・オブ・ピンク・フロイド」


13年発売。3枚組のコンピレーション、廉価版で登場。内容は1枚目は既発のビリー・シャーウッド・プロデュースの、プログレ・オールスターズによる『狂気』完コピ盤、2枚目はやはり既発の『炎』『ザ・ウォール』等のトリビュート盤。イエス、EL&P、キング・クリムゾン、ジェネシス、ホークウインド、エイジア、スティクス等フロイド以外のメンバーのプログレ・オールスターズの演奏は、適材適所で割りと面白く、購入して損は無いが、2枚とも何度もレーベルを変えて再発しているのでさして目新しさは無い。問題は3枚目。スノゥイー・ホワイト、クレア・トゥリー、ディック・パリー、ノーマン・スミス等、フロイド関連人脈のソロ作、参加作品を集めた労作。ブートレグでもこういう企画は余り無く、この一枚だけでも再購入する価値がある。ロビン・ヒッチコックの『ベジタブル・マン』辺りも入れて欲しかった?
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ショウ&ブレイズ「インフルエンス」


07年作。スティクスのトミー・ショウ(Vo,g)とナイト・レンジャーのジャック・ブレイズ(b,g,Vo)のユニットによる2nd。題名通り、有名曲のカヴァー・アルバムで、ゾンビーズ、サイモン&ガーファンクル、ママス&パパス、その他の楽曲をギター・オリエンテッドなアレンジで演奏している。プログ勢からはEL&Pの『ラッキー・マン』とイエスの『ユア・ムーブ』。まぁ大体ロック系だと、こう言うアルバムは多少疲れている時に出すもので、決して出来は悪くないのだが視聴感はごにょごにょごにょ(^_^;)。あれっすかね、仕事で疲れた帰りにカラオケ行きたくなる雰囲気?コーラス・ワークがきっちり計算されている曲が多く、その辺も聴き物かもね。

ザ・ロング・オブジェクト「アフター・ザ・エクスヒビション」


13年作。ベルギーのジャズ・ロック・バンド、ロング・オブジェクトの3rdが発売。(ライブ盤を除く)「ソフト・マシーン・ミーツ・チャーリー・ミンガス」と呼ばれるその作風から、カンタベリー・バンドとの共演も多い。晩年のエルトン・ディーン、アレックス・マクガイアのバック・バンドとしての活躍が目立つが、本人たちのアルバムもかなり出来が良い。リーダーのミッシェル・デルヴィル(G,Key)の采配の元に、計算と混沌が程良くブレンドされた演奏は、中期のクリムゾンを連想させる所もあり、マシーンのファンは元よりジャズ・ロック・ファン全般にお薦めである。もうソフト・ヒープ3代目辺りを名乗っちゃっても良いんじゃないかなぁ。

デニー・レイン「バタフライズ・アンド・ウイングス」


13年発売。前項のムーディー・ブルースの初代ヴォーカル、デニー・レインの新譜も発売された。とは言っても、これ迄に在籍していたムーディーズとポール・マッカートニー&ウイングスの曲を、レインが過去に歌ったものを集めたコンピレーション。ムーディーズの曲は定番の『ゴー・ナウ』と『もう誰も愛さない』。後は全てウイングスの楽曲、前半はギター一本のアコースティック・セット、後半はバンド形式で『バンド・オン・ザ・ラン』『心のラブ・ソング』等の有名曲を演奏している。レインのヴォーカルは曲によってはキーが合ってなくて苦しそうだが、企画物と考えればそんなに悪くない。レインも暇々してるみたいだし、ムーディーズのライブにゲスト参加したりしないのかね。

ザ・ムーディー・ブルース「タイムレス・フライト(2枚組)」


13年作。ムーディーズの本国での人気は日本では考えられない程高く、今回、50周年記念ベストが発売される事となった。2枚組、4枚組、17枚組(*_*)の3種類。まずは2枚組。初期のデニー・レインの時代を省き、ジャスティン・ヘイワードがリード・ヴォーカルになった67年の『サテンの夜』から始まり、99年の『ストレンジ・タイムス』までのスタジオ盤の曲を、シングル・ヒットになった曲を中心に手際良く纏めあげている。未発表ミックス2曲入り。プログレと云うよりも、英国フォークをベースとした上質のポップ・ロック・バンドとしての一面が強調され、改めて良い曲多いよな、と感じる人も多いはず。この後恐らく未収録曲とかてんこ盛りの4枚組、17枚組が発売されるが、「ベスト」としてはこの2枚組だけでも良いかな、と云う気がして来る。プログレ好きはとりあえず一家に一枚。

スティクス「ザ・グランド・イリュージョン/ピーセズ・オブ・エイト ライブ・イン・コンサート」


12年作。トミー・ショウ(Vo,g)率いる現在のスティクスはデニス・デ・ヤング(Vo,Key)とバンド名を争って係争中の為、80年代のヒット曲の大半がライブで演奏出来ない。そこでターゲットをプログ・ファンに絞り、77年の『大いなる幻影』と79年の『古代への追想』の完全再現ライブ、と云う商売に売って出た。プログレ時代のスティクスを聴きたい、と云うファンも多い訳で、戦略としてはまぁ、悪くない。イエスも似た様なライブをやってる事だし。勿論メンバーは若手に変わっているが、演奏は今風にエッジの効いた、ソリッドなものになっている。『ミスター・ロボット』は難しいにしろ、次は『クリスタル・ボール』辺りを是非やって欲しいね。

ムゼオ・ローゼンバッハ「オフィシャル・ブートレグ・アット・クラブチッタ」


13年作。13/04/26に川崎クラブチッタで行われた、ムゼオ・ローゼンバッハの公演の公式ライブが発売された。2枚組で完全収録。同時に今回イタリアン・ロック・フェスで来日した、フォルムラ・トレ、マクソフォーネ等も同じ形態で発売。当然『ツァラトゥストラ組曲』を中心としたセット・リストで、先頃発表されたスタジオ・ライブ盤に準拠した構成になっている。7人構成の力業で、難曲『永劫回帰』もきちんと再現されているのは流石。元々が再結成盤を含めて2枚しかアルバムの無い「伝説のバンド」なんで、今後の活動とかどうするのかねぇ。まぁ日本でも再結成後の方が活躍している外道とかいるし、新譜とか出して欲しいものである。

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