
18年作。遂にジョン・マーシャル(ds)の在籍年数等が認められ、法的にバンド名から「レガシー」の取れた現行ソフツ。内容は近年の「レガシー」名義時と変わらず、いつものコンテンポラリー・ジャズ路線。気負いも流行りも追わない姿勢が、逆にマシーンらしい伝統を感じる。『サード』から「アウトブラディ・レイジャス」の再演あり。
思えばマシーンの歴史は、明確なバンド・リーダーをほぼ置かず、ころころ変わるメンバーで「とりあえずジャムって見ようか」の精神で活動を続ける中で、方向性も音楽性も変節しながらフルマラソンで駆け抜けて来たようなもの、正に「ライク・ア・ローリング・ストーン」を地で行くものだった。
このジャジーな活動理念こそが、実はカンタベリー・ミュージックの精神性のコアとなるもの。
それを体現し続けたマシーンはやはり、キング・オブ・カンタベリーであったのだ。
アルバムのツアーも終了し、前記マーシャルとロイ・バビントン(b)は引退を表明。
セオ・トラヴィス(sax)はキング・クリムゾンにキーボード(!)で参加が決定。ジョン・エサリッジ(g)のみが在籍の形になっている。果たして再びマシーン名義の新譜を聴ける日は来るのだろうか・・まぁ、まだ他にも結構、生きてる人、いるしねぇ(汗)。
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