
09年作。前項の、アレックス・マクガイア(Key,P)率いるアヴァン・ロック・バンドの1St。「燃えてる犬を可愛がるな」?どういう意味なのでしょう。
内容的には、ソフト・マシーン後期、或いは「アガルタ」「バンゲア」等のエレクトリック・マイルズ辺りを思い浮かべて頂ければ、分かり易いかと。メンバーはマクガイアの他にマイケル・ダーヴィル(G)、トニー・ビアンコ(Ds)、ゲスト扱いでハットフィールド・アンド・ザ・ノースからリチャード・シンクレア(Vo,b)。録音スタジオがイタリアのアルティ・エ・メスティエリのペッペ・クロベッラ(Key)の所有しているもの。マクガイアがベルギー生まれの為、各国プログレ・コネクションが縦横に発揮された、やたら国際的なものになっている。クロベッラもマシーンのファズを掛けたオルガンに影響を受けているため、マクガイアとはファン繋がりか。ヘンリー・カウとかもそうだが、カンタベリーやレコメン系のグループは、国籍を超えてミュージシャン・シップがあるのが非常に面白い。2ndも出たんで、そっちはまた後日。