
70年作。前項と同じく、マシーン在籍時のロバート・ワイアット(Vo,ds)のファースト・ソロ作、高音質版にての再発。しかし、以前にも書いたが、よくここまで趣味嗜好の違う人間が集まって一つのバンドをやれてたものである。例えばこのホッパー、ディーン、ワイアットのアルバム、方向性も音楽性も全部違う。(ジャンルも違うかも^_^;。)ギル・エヴァンスのカヴァーで幕を開け幕を閉じるこのアルバム、現在で言うと質の高い前衛アヴァン・ロックであり、正しくマシーンのファーストの後継作、知らない人にこれセカンドだよって聴かせれば多分信じるだろう。まぁ、旧メンバーを集めての録音であり、ディーンら新規メンバーに取っては何て嫌味ですかって取られなくもないけど・・・。ともあれ、この後ワイアットは脱退し、マッチング・モールを結成する。あぁ、ややこしい。このマッチング・モールも今回再発されたのだが、デラックス・エディションも去年出たばっかしだし、ブログで取り上げるかどうかは暫し考えます。
PR