
13年作。超絶技巧フュージョン・バンド、ジ・アリストクラットの3作目が発売された。もっとも、1枚目はミニ・アルバム、2枚目はライブ盤なので、初のフルレンスのスタジオ盤、と言えなくもない。ガスリー・ゴーヴァン(g)、マルコ・ミンネマン(ds)、ブライアン・ベラー(b)のトリオの織りなすテクニカル・サーカスは、国内でも海外でも特に実際の楽器演奏者には評価が高く、現在の超絶演奏系ユニットの中では最高峰なんではなかろうか。もっとも、「売り」がそこなので仕方が無いのだが、もう少し分かり易い「変化球」もそろそろ必要なんじゃない?と云う気もして来る。全員まだ若手なので、恐らくあと10枚位はバンドとして軽くイケそうな感じはするのだが、このままだとどのアルバムの印象も一緒、メンバーのテクの見本市に終わってしまいそうな気もするぞ。(同じバカテク・バンドで云うと、80年代のブランドXの人気的な失速は、そのパターンに嵌り込んでしまったから、と云う気もする)次作はこの辺で是非「必殺の一曲」を^_^;、。
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