ヒュー・ホッパー「1984」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ヒュー・ホッパー「1984」


73年作。CBSソニーに在籍中のソフト・マシーンの諸作、及びメンバーのソロ作が13年リマスタリング、BlueSpec-CD2のフォーマットで再発された。まずは喜ばしい。数年前だったら、カンタベリー系の日本盤なんて鼻も引っ掛けて貰えなかったのに^_^;。と言う訳で、ヒュー・ホッパー(b,Synth他)初ソロ作である。当時のマシーンの音楽性と全く異なる、ジョージ・オーウェルの小説をベースとしたコンセプト・アルバム。テープ・ループを多用したミニマル・ミュージックで、その手のは普通一人で作りました、てのが多いのだが、それにジョン・マーシャル(ds)、ロル・コックスヒル(Sax)等の友人メンバーの生音、勿論ホッパーのファズ・ベースも絡んで来る不思議異世界空間。現在だったら「アンビエント」の一言で済んでしまいそうだが、10年後位だとまた評価が変わって来るかも知れない。次作の『ホッパーズ・チューニティ・ボックス』はジャズ・ロックであり、再びこの路線に戻って来るのは90年代の『ジャズループス』となる。ホッパーの音楽性の「振り幅」の広さに、愕然とすべき作品。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

フリーエリア

最新コメント

バーコード

プロフィール

HN:
ICHI
性別:
非公開
趣味:
プログレ好き
自己紹介:
プログレは楽しい。プログレは、音楽ジャンルではなく、新たな人生の思考法だ(=^・・^=)

ブログ内検索

P R

忍者ツールズプロフィール

忍者ツールズプロフィールは終了しました

最新トラックバック

ブログ内検索

カウンター

忍者アナライズ