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残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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イエス他「イエス・ファミリー・ツリー」


世の中には「ベンチャーズのベスト」のコレクター、と云うのがいるそうだ。
これだけ活動期間が長いと、入っている曲が同じに見えても、バージョン・演奏が違う→買ってみないと内容が解らない、でもってベストだけでも数百枚出ている→コレクター道成立、と云う訳である。
プログレで云うと、「イエスのソロのコンピ」がそれに該当するのではないか。
これだけメンバーの入れ替わりが激しく、メンバーのソロ・アルバムの数も膨大であるので、権利を持ってる曲をちょちょいと集めてはい、出来上がり。
全部集めている訳ではないが、昔からすでに15枚位は買っている。
ほんで、必ず入っているのがリック・ウェイクマンの「地底探検」(笑(^_^;))
とうとうダウンズが再加入したため、エイジアやジョン・ウェットンのソロまで入り始める始末。
この状態が続くと、その内に「イエスのコンピ」と云うだけで全てのプログレの曲が収納可能になるでないか、あぁ恐ろしい。それでもこの手の編集盤は、新品でも中古でも安いので、懐があたたかい時なんぞはつい買ってしまうのだな。
一度買い逃すと、再販はしない商品だし・・・ってー、こうして変なアイテムのコレクターが出来上がるのだな、あぁ納得(誰得?)

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いーえるP@Tiny Symphony「Rise Of Dark」



「イエス風」「クリムゾン風」「ジェネシス風」なんかのバンドは、探していけば佃煮にする程出ているのだが、「ELP風」のフォロワーは意外と少ない。ファンが少ない訳でなく、個人のキャラクターや力量に左右される部分が多いので、「型」として継承し難いのだろう。
しかし、「ELPっぽい音楽を聴きたい!!」と云う願望はある訳で、それに応える意外な所からのマンティコアがこれ。
ボーカロイドを使用したいわゆる同人音楽の1枚だが、溢れるキーボードとオルガン、1曲目が20分以上の大作、レーベルがミクティコア・レーベルと、近年これほどエマーソン愛に溢れたCDは他に聞いたことがない。
(演奏力もかなりのものだ)
この2012年の現代に、この様なリスペクトに溢れた作品を聞けること、その事実に素直に感動である。
プログレ好きは偏見を捨てて是非一度聴いて欲しい。
iTunesやAmazon MP3で買えるし、2ndも出てるよ。

DVD「クリスタル・ボイジャー]


ピンク・フロイド「エコーズ」の、最良のミュージック・ビデオ。
前半、と云うかほとんどラストまで、サーフィンをやっているエコジジイの自慢話がダラダラと続くが、ここは素直に寝てしまうか、32倍速で飛ばしてしまおう。
或いは、上級者はここを放置プレイ状態と考えてジリジリハァハァしながら、フロイドの出番を待つのも良いかもしんない。1時間以上待ち続けると、波の映像に被さって♪ピーン・・・・ピーン!とビンソン・エコー・ユニットが!
「エコーズ」キターーー(^_^;)
サーフの高波の映像にノーカット、フルで流れるワタリガラスの逡巡の物語。
いやぁ、至福至福♬
良い曲だから、目を閉じて瞑想に浸りながら聞いてても良いよね。あぁ、何で日本ではマリXァナが禁止されてるんだろう?
「地獄の黙示録」が、ドアーズの「ジ・エンド」の最良のプロモーション・ビデオであるのと同じように(違うの?)、「おせっかい」好きは何度も見ておくべき1本です。関係ないけど、映画秘宝に載ってる「キルゴア中佐のナパーム人生相談」面白いよね。
「ライブ・アット・ポンペイ」でも演ってるけど、あれ、廃盤なんだよなぁ・・・(T_T)


トレヴァー・ラビン「ジャカランダ」



ラビン本当に久々のソロ・アルバム、ええっと、前作が8人イエスになる前だから何年ぶりだ?早速拝聴して見たが、まぁ何と云うか、ほぼ一人でやっているギター・インスト・アルバム。つまり、何故か、最近のスティーブ・ハウのソロ仕事と奇妙に似通っている。使用したギターが細かく書いてあるのも、ドラマーの息子が参加している所まで一緒。(ハウの息子はジャズ・ドラマーのディラン・ハウ、ラビンの息子はグループラブでiPodのCMソングがヒット中のデレク・ラビン。)
自分のスタジオ名「ジャカランダ」(確か最初は「ビッグ・ジェネレーター」中の曲の歌詞だったと思う)なんてタイトルを付けているので、気合の入った歌モノでも来ると思っていたのだが・・・。ただ、この種のアルバムはラビンは初めてであり、リラックスした感じで楽しげに弾いているので、60を前にしていろいろ心境の変化もあるのだろう。
その辺を想像しながら聴いて見るのも悪くない。もう一度、ゆっくり聴いてみよう。


ゴブリン「ライブ・イン・ローマ」


♬ゴブリン、ゴブリン、ゴブリン、ゴブリン・・・♬で始まるのは高中正義の「虹伝説」、あれも名盤やね。
それはそうと、去年の初来日は、プログレ好き、ホラー映画好きには待望のライブだったんじゃないかな。
クラウディオ・シモネッティのデモニアは来た事があったけど、アレンジがややメタルよりだし、あれ、確かXmasイブかなんかじゃなかったかね。サイレント・ナイトに「サスペリア2」聴きたいか?
(行った人がいたら御免なさい^^;)
と云うわけで、念願の再生ゴブリンの最新ライブ盤、セット・リストは来日公演とほぼ一緒。
「ローラー」や「ゴブリン」を演ってくれてるのは嬉しいし、「シャドー」や「ゾンビ」のライブ・バージョンはかなりかっちょいい。因みにシモネッティはキース・エマーソンをかなり研究したあとが見られ、「サスペリア」のアルバムはナイスのアルバムからインスピレーションを得ている曲も多く、「デモンズ」以降は手癖も似ている。
(まぁ、単純にファンなのかもしれないけど。)
トリュフォーに対するドリュリュー、ヒッチコックに対するバーナード・ハーマンみたいに、またアルジェントの映画のサントラ担当して欲しいものです。あと今度は単独で来てね。



エイジア「アンダー・ザ・ブリッジ」


2008年の再結成フェニックス・ツアーからは、何を考えているのか、ライブ盤が7種類(!)も出た。
恐らく、前年の再結成ツアー時に、バンドのサイトからオフィシャル・ブートレグ(CD-R)を販売していたのだが、これがバカ売れしたらしい。
そうだよなぁ、当時みんな再結成後のエイジアの音を聞きたかったけど、旧譜しか出してなかったもんなぁ。
ほんでその後フェニックス・ツアーの2枚組ライブ5組のボックス・セットが国内盤で一つ、何故かボックスから漏れた2枚組「ライブ・イン・バルセロナ」が一つ、ケンブリッジ大学の1枚もの「スピリッツ・オブ・ザ・ナイツ」が一つ、わんこそばかお前等は、いい加減にしろと言いたいが、ライブはUSBメモリでも販売してたので、恐ろしい事にまだあるかも知れない。
因みにセット・リストは殆ど同じ、全部聴くとエイジアと一緒にワールド・ツアーを回っている雰囲気が味わえる・・・のか?
ただこの時期のライブは前年と比べて、アンサンブルがきっちりと纏まっており、割りとノリが良いのでどれもお薦めではあります。
このCDはボックス既発のサンフランシスコ公演を1枚に編集したもの。
うーん、全曲入ってないと不完全燃焼感はあるけど、これはこれで宜しいんじゃないですか、安いし。
でもやっぱ「ヒート・オブ・ザ・モーメント」は最後に聞きたいなぁ。キミタチサイコダヨ。





クラトゥ「3:47 EST」


プログレの始祖は、ビートルズの「サージャント・ペパーズ~」である事になっている。
細かく言い出せばキリがないけど、まぁそういう事になっている。
それじゃ、サージャントっ「ぽい」メロディにキーボードやメロトロンをかぶせりゃプログレになるのか、と云うと、その回答がこれ。
結論から云うと、プログレって云うよりはロジャー・ニコルズとかジェリーフィッシュとか、あの辺のソフト・ロックになっちゃった。
それに、ELOやら10CCなんかを通過した現代の耳で聞くと、言われている程ビートルズそっくりでもない。
ただそう云う色眼鏡を取っ払って聴くと、曲のレベルが高いので、バンドが続いてたらスティーリー・ダンとかボストンみたいになってたんじゃないかなぁ。。
1曲目の「星空に愛を」のラスト、ロカンダ・デッレ・ファーテの「ひとときの静寂」に似てないか?こっちが先だけど。
そんでも、明るくて楽しい牧歌的な歌詞は、「歌モノ」好きには、お薦めであります。

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