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残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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イット・バイツ「マップ・オブ・ザ・パスト」


ポップでロックで聴きやすいプログレ、いーじゃないすか。
ポンプなんて、変な呼び方しなくても、イエスやらエマーソンだって80年代はポップに行こうとしていたのだ。
「オール・イン・レッド」も「コーリング・オール・ヒーローズ」も、名曲だと思うよ。
そんで、ポップもプログレも並列になってしまったこの2012年に、新生イット・バイツの放つ2作目は、ついにやっちまいましたコンセプト・アルバム。
捨て曲なしの構成で、個人的には哀愁のメロの多い、今作の方が好きです。
限定版は先に発売したDVD「イット・ハプンド・ワン・ナイト」のアブリッジCD付き。
しかし、中古だとスタジオ盤が無く、ライブ盤しか置いてないんだよねぇ、なんでだろう?

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シド・バレットは何処にいる


シド・バレットの3枚を聞き尽くしてしまったら、次には何を聞けば良いのだろう。
ピール・セッションにベスト盤2枚、デモ曲を収録したブートレグなぞはあるのだが、これと同じ世界観の音楽を探し始めると、意外と深い迷宮を彷徨い始めることに気付く。
デヴィッド・ボウイの初期作なんかは似てると云えば似てるが、やはり明確な個性が違い、捩じくれた明るさが欠けている。
ケヴィン・エアーズなんかはサイケデリック・フォークであり、「ネアカのシド・バレット」なんて感じもするのだが、微妙なところで違う気がする。(まぁ、初期はマネージメントも一緒だし)
ロビン・ヒッチコックのソフト・ボーイズなんかは「ベジタブル・マン」なんかもカヴァーしていて、声質も似てるのだが、これは単純にファンだから「似せて」いるので、天然ではなく作為的なものを感じ、しらけてしまう。
むしろ同時代のラブ、REMのマイケル・スタイプ、ネオアコのフィールド・マイス辺りが、作品世界が似ているか・・・しかしこれを始めるとどんどんプログレから離れてしまうきらいがあるので、痛し痒しである、うーむ。
結局、「夜明けの口笛吹き」に戻って来るって?そりゃないよ~。



UK「リユニオン ライブ・イン・トーキョー」



今年も来るねぇ、テリー・ボジオ付きで。
しかし川崎クラブ・チッタなのにトーキョーとはこれ如何に。
ただ内容はかなり良く、これは演奏力もさる事ながら、曲の良さも関係してるのではないかな。
見方を変えれば、クリムゾンとエイジアの良い所を足して2で割ったバンドなので、プログレ好きに悪いはずが無いんだよね。
「闇の住人」「ソーホーの夜」「デンジャー・マネー」いやいやいや名曲が初春揃い踏み、UK屋ぁ。
中古では定番のEGの3枚、アラン・ホールズワースに協調性が皆無な事が判る「ライブ・イン・ボストン」、あとブートレグがぞろぞろ、ぞろぞろ。
SHM-CDはミックスが違うので、周りが引く様な音源マニアは両方揃えるべし。
普通に曲が好きなプログレ好きは、安いからとりあえず全部買っとけ!!!

エルトン・ディーン「ザ・ハンドレッド・クラブ・コンサート1979」


うーん、この人はもうジャンルはジャズですねぇ。
恐らくソフト・マシーンのファン、若しくはクリムゾン「リザード」→キース・ティペット関連のCDのファン、辺りが買っていると思うのだが、内容は英国人らしく、ユーモアと知性が感じられるフリー・ジャズと言った感じ。
しかしこの人、関連アルバムが多い多い。
マシーン関連やナイン・センスやニュー・センス、イン・カフーツまで含めると、軽く200枚位行くんじゃないのか?
しかもWikiにも全アルバム情報は乗っておらず、廃盤も多いし、ものの本によると未だ未CD化のアナログ盤もかなりあるらしい。
ジャズってこんなんが普通なのか、そもそもこの人、ストレートなジャズ系のファンにはどう評価されているのか、それが知りたいICHIでした。
ソフト・ワークスの来日時にも改題盤が演奏された、「セブン・フォー・リー」は、それでもやはり名曲だと思いまっす。
中古はあまり出回らないので、見つけたらすぐに買っておくのが吉だと思うよ。


エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペインあれこれ



ジョン・ペインは一体どうしちゃったんだろう。
GPSは契約を残したまま自然消滅(?),エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペインはやれTDKと契約した、スティーブ・ヴァイのレーベルと契約したと伝わってくるが、未だに旧作リメイクのシングル「ミリタリー・マン」をヴォイスプリントから出したっきり、新譜が出てこない(泣)
この人がジェフ・ダウンズと組んでいた頃の7枚(スタジオ盤のみ)は、歌モノプログレとしてはなかなか曲が良く、まぁ声に好き嫌いがあるかとは思うが、アベレージはかなり高いと思うのだが・・・やはりネーム・バリューの問題かぁ?
ようやく今年キーボードのエリック・ノーランダーの「本業」、ラナ・レーンのアルバムに参加しているのだが、何れもサポート・ゲストの域を出ず、(まぁ他所のバンドだから当然だが・・・)
むしろやめたガスリー・ゴーヴァンの方が「アリストクラット」、再発「エロティック・ケイクス」など、質の高いギター・インストを発表して健闘している。
このまま朽ち果てる事なく、また一花咲かせる日々を待ってるよ、僕は。
そういや「アクア」「アリア」ツアーの来日公演のブートレグ、持ってたけど売っちゃったなぁ。あれ、ヴォイスプリント辺りでまたオフィシャル化してくんないかな。


ピート・ブラウン・アンド・ピブロクト「サウザンド・オブ・ア・ラフト」


その時代でしか生み出されない作品、と言うのは確かに、ある。
それは一歩間違えれば、何でこんなんが流行ってたんかいな、てな感じになるんだけど、70年代のロンドンの香気、雰囲気をここまで感じさせる作品は他には、ない。
またまたジャズ・ロックで御免なさい。好きなんだよ。
無骨でユーモラスで詩的なヴォーカルに絡む、しゃきっとしたリズム・セクション、堪りませぬ。
インスト「ハイランド・ソング」が当然プログレ好きにはウケると思うけど、「サウザンド・オブ・ア・ラフト」が同時期のフロイドっぽくて良いな~。
ディスクユニオンのセールで40%OFFで購入したけど、これは2ndで、1stとのカップリングや前バンドのバタード・オーナメントが廉価盤で海外では出てるよ。

アイン・ソフ「駱駝に乗って」


おいおい、知らない間に殆ど廃盤みたいだよ。
カンタベリーや、キャメル好きには堪らない関西のプログレ・バンド、アイン・ソフ。現役。
スタジオ盤が4枚、ライブが5枚出ていて、これはそのライブ盤の1作目。
ライブの方がかっちょいいバンドは御大クリムゾン含め色々あるが、やっぱキャメル好きには「駱駝に乗って」がいいねぇ~。
抒情的かつテクニカルで、日本のバンドにありがちな演歌っぽいベタベタが無い所が良いっす。
もっといろんな人に聴いて欲しいジャズ・ロック・バンドです。
「妖精の森」が中古で安いけど、「海の底の動物園」辺りが一番好きだなぁ。
ときどきAmazon.comの方で、輸入盤が出ているよ。

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