スティーブ・ハケット「ハンガリアン・ホライズンズ」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

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しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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スティーブ・ハケット「ハンガリアン・ホライズンズ」


02年作。何度目かのシークレット・ポリスマン・コンサートで、ジョン・ウイリアムス(スター・ウォーズでもスカイでもなく、ディア・ハンターの人)がアコースティック・ギター・セットを延々と演奏していると、モンティ・パイソンのジョン・クリースがいきなり怒鳴りこんで来るギャグがある。「退屈なモンいつまでやってんだよっ!いい加減に止めろっ!」ことほど左様に、ライブでのアコースティック・ギター・セットの扱いは難しい。「箸休め」としてのリラックス・タイム以上の働きをしようとすると、ブーイング必至である。イエスのライブのスティーブ・ハウ、あれ毎回2曲だけってお約束があるから許されてるんだよなぁ。さてさてそのアコースティック・セットだけのライブをやったらどうなるか、と云う大実験作がコレ。2枚組、演奏時間2時間強である。一応共演にジュリアン・コルベック(p、Key) 弟のジョン・ハケット(fl)。ジェネシス、ハケットのソロ曲はもとより、エリック・サティ、エンニオ・モリコーネ、曲目やギターの演奏にひたすらバラエティを盛り込み、豆腐料理のバリエーションが何十種類も出て来る,狂った料亭の如き凄みを感じる。静謐な印象とは逆に、聴いた後はどっと疲れる限界に挑戦した大労作。
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