アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン&ハウのライブ盤が、新譜としてゴンゾ・マルチメディア社から発売された。過去作「イエス・ミュージックの夜」に続いて、公式としては2枚目。売りとしては、ベースがジェフ・バーリンではなく、来日もしていたトニー・レヴィンである事。リズム・セクションが(株)クリムゾンのリズム課の次長課長の為、クリムゾンの「ディグ・ミー」などもソロでやっている。リズムの軽い「ラウンドアバウト」なんかも面白い。舞台裏を撮った、おまけDVDも付いている。(どうせならライブ映像を付けて欲しかった・・・)一部、アンダーソンのソロのパートで音質不良があるが、ほぼ音質良好。但し、ラスト3曲、クレジットと曲名が入れ違ってます。
セットリストはほぼ「イエス~」と同じで、目新しさはないが、この時期「旧イエスのメンバーで旧イエスの曲を演奏する」ショー、と云うのはわりとファンのニーズを捉えていた気がする。しかし、アレンジが固まってない分、イエスの旧作よりもABWHの新曲の方が、色々なことをやってて良いね。次は「トーク」ツアーの音源辺りも出して欲しいねぇ。
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