ゴードン・ハスケル「ワン・デイ・スーン」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

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ゴードン・ハスケル「ワン・デイ・スーン」


10年作。ハスケルは日本では「クリムゾンの冷遇された二代目ヴォーカリスト」位の認識だが、現在の英国では『ハウ・ワンダフル・ユー・アー(アンディ・パートリッジのヒット曲とは同名異曲)』のナンバーワン・ヒットを持つ渋い酔いどれシンガー。自伝も出版している程の人気がある。フリップの学生時代の同期だった事から、クリムゾンに誘われ参加したらしいが、やはり余り良い想い出はないらしい。(「Hell」とすら言っている(;_;)。)彼の現在までの最新スタジオ盤がこれ。安酒場にバーボン、別れたあばずれ女、砕けた夢・・・と極めて日本の演歌的なうらぶれた世界観を、朗々と歌い上げているがダウナーにならず、何処か希望がある感じなのがハスケルの持ち味。全10曲、42分と長過ぎず、後を引かないのも心地よい。
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