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残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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リック・ウェイクマン+ブライアン・メイ「スタームス2014(DVD)」


14年作。クイーンの方のブライアン・メイ(g)が一枚噛んでる「天文学とロックの祭典」、スタームスでのウェイクマンのライブがDVDで発売。ゴンゾ・マルチメディア社からだが、いつものCD同梱版は無し。契約の関係か、尺の関係か。前年のタンジェリン・ドリームと共演のライブ盤はCDも既発。演奏曲目はいつもの『ヘンリー』『地底探検』『アーサー王』からが殆どだが、現在のデジタル機材でのほぼ最新の演奏が聴けるのが特徴。ウェイクマン、何時になく乗りまくっており、例のハンディ・キーボードで観客席に乗り込むのは良いとしても、観客の綺麗どころにタッチパッドPCを渡し舞台に上げ、演奏をさせてアドリブ競演までするのはお若いと見るべきなのか、やり過ぎか。メイは自曲を2曲ウェイクマンとの共演で披露、アンコール曲『スターシップ・トゥルーパー』でも活躍。ウェイクマンは2016年にも再度出演しており、こちらも商品化希望です。
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リック・ウェイクマン「ガスタンク」



82~83年作。英国チャンネル4で、ウェイクマンとトニー・アシュトン・スミス(Vo,ジョン・ロード等との共演で知られる)がホストとして出演した音楽番組『ガスタンク』、の音盤化がゴンゾ・マルチメディア社から登場。3CD版と3CCD+1DVD版があり。番組では、毎回ゲストにミュージシャンを招き、ウェイクマンを含むハウス・バンドがバックで演奏、そのウェイクマン参加の音源を今回は纏めている。面白いのはウェイクマンの人脈か番組の特性か、プログ系のゲストはスティーブ・ハケット(ウェイクマンと唯一の共演?)位で、後は70年台のちょいメインストリーム系からのゲストがほとんどな事。ジョン・エントウイッスル、ゴドレー&クレーム、スージー・クアトロ、アンディ・フェザー・ロウ、フィル・ライオット、エリック・バードン・・・ウェイクマンは番組内では彼らのバック・バンドに徹しており、他では聞けない共演が目白押し。もっとも、ウェイクマンは酔狂で久々に「スタジオ・ミュージシャン」に徹しており、若い頃を思い出して割りとノッてたのではないかな。まぁ、マニア向けの一枚です。

リック・ウェイクマン「ライブ・アット・ウインターランド・シアター1975」


75年作。ウェイクマンの70年代の代表的なライブ音源の一つ、FM放送の「キング・ビスケット・フラワー・アワー」用の録音で、過去に何度も音盤化されてはいるが、廃盤状態が続き今回ウェイクマン自身のサイトから久々にリマスター再発。とは言っても、元から音質は悪くないので劇的に更新、という訳でもなし。一部オーケストラをバックに、最初期のウェイクマンのハウス・バンド、「イングリッシュ・ロック・アンサンブル」が演奏する『ヘンリー八世』『地底探検』『アーサー王』の各楽曲。その後連発されるライブ盤と印象はそんなに変わらないが、70年台の機材で演奏されるオリジナルに近いアレンジは、この時代ならではの聴きどころか。とりあえず、再発おめ、てのとウェイクマンのディスコグラフィ上は必須盤なので、持っていない人はこの際買いですね。

リック・ウェイクマン「メイド・イン・キューバ」


05年作。キューバでの初の海外ロック・アーティストとしての公式ライブ、CD2枚+DVDのセット再発。オリジナル版は、キューバ産のハバナ煙草の箱を模したものだったが、今回の再発盤は少し判り難い。基本的に「ウエィクマン・ウイズ・ウェイクマン」のツアーでのバンド・メンバーを引き連れた発展形、楽曲も『ヘンリー~』『地底探検』『アーサー王』の三部作、『神秘への旅路』『オペラ座の怪人』いつもの『スターシップ・トゥルーパー』等キャリアのベスト盤的な選択になっておりノリも良く、00年代前半のウェイクマン・バンドとしては先ずはこの一枚の出来となっている。やはり若手エリック・ジョーダン(Key)と組んでのツイン・キーボードの威力は半端なく、この時期は連携パートもしっかりこなす。現在もAWRで一緒にツアーを組んでいる元イット・バイツのリー・ポメロイ(b)、ご存知アシュリー・ホルト(Vo)らの安定したサポートも高評価。ウェイクマンのライブ物では比較的上位の一枚です。

リック・ウェイクマン「リック・ウェイクマンズ・グランピー・オールド・ピクチャー・ショー」


05~10年作。CD2枚+DVDの3枚組仕様で再発。BBCのコメディ+バラエティ・ショー『ザ・グランピー・オールド・マン(ガミガミ爺さん)』の出演シーンを纏めたもの。CDは演奏シーン、DVDはスケッチとお喋り(漫談?)を中心とした構成。演奏の方はテレビ番組内とあって、恐らく持ち時間の関係でいつもの長尺物はあまり姿を見せず、『海馬』『オールウェイズ・ウイズ・ミー』等ソロ・アルバムからの曲が多い珍しい選曲になっている。一応『ヘンリー八世メドレー』『魔術師マーリン』『スターシップ・トゥルーパー』の簡易バージョン有り。また『アメージング・グレース』『エリナ・リグビー』等も披露。盟友ゴードン・ギルトラップ(g)や娘のエンマ・ウェイクマン、英国合唱団等のTV番組の為、ゲスト陣が豊富なのも聞きどころか。また,DVDの漫談の方も、ウェイクマンはソロ・ツアーの時には綾小路きみまろに匹敵する漫談芸の持ち主であり、客いじりも含めて十二分に観客を沸かせているのが見れる。漫談芸の映像作品は意外と少ないので貴重かも?何れにせよウェイクマンのマニア向けだが、ファンは買いの一枚かなぁ。

リック・ウェイクマン「ザ・トゥー・サイド・オブ・イエス(完全版)」


02年作。イエスの楽曲をソロで演奏したアルバム、従来盤はクラシック・ロック社からVol.1、Vol.2で分かれていたが、今回は2枚組完全版で再発。ちょっと経緯がややこしいアルバムで、まず収録されているバンド形式の曲は全て既発盤の新録ベスト『リック・ウェイクマン・グレイテスト・ヒッツ』から抜粋されたもの。それにリック本人のピアノ・ソロでのイエス・クラシック再録音曲を数曲付け加え、2枚組で発売したのがこの作品。更にここでの新録のピアノ・ソロ・バージョンのみを一枚物にしたアルバム『イエス・ピアノ・ヴァリエーションズ』も存在するので、話がややこしい。内容としてはあのイエスの複雑な楽曲を、どうやってピアノ・ソロで表現しているのか?が聴きどころ。『危機』『悟りの境地』『遙かなる思い出』辺りはかなり大胆な編曲をされており、企画のイージーさとは別にウェイクマンのアレンジャーとしての技能が浮き彫りになる出来。逆にこう云う気負わない作品の方が、個性がはっきりするのがウェイクマン流?!

リック・ウェイクマン「神秘への旅路(デラックス・エディション)」


76年作。イエスなり今回のARWなり、バンドに加盟している時には旧譜再発・新譜取り混ぜてとことんソロ・アルバムを出しまくるウェイクマン。またもや発売ラッシュになっており、まずはA&M時代のデラックス・エディション・シリーズ、ソロ5作目の『神秘への旅路』が再発。ファーストの『ヘンリー8世~』から順繰りに発売されているが、ソロ4作目のサントラ『リストマニア』は権利がややこしいのか、オミット。初めて文学作品に題材を取らず、生命の「生まれ変わり」にテーマを取ったコンセプト・アルバム。この頃からプログレ・バンドは全体的に斜陽の時期にあり、全三作と比べるとセールスは良くなかったらしいが、組曲の『転生』,ヴォーカル曲の『囚人』等は出来が良く、近年までウェイクマン・バンドのライブ・レパートリーになっていた。ある意味後年クリスチャン・ミュージックにも傾倒するウェイクマン、スピリチュアル方面に舵を取った最初の作品。2枚組で、CD2は同年76年のBBCハマースミス・オデオンでのライブ。単独盤として既発の物だが、リマスタリングされておりお徳用2枚組76年版ウェイクマン・ボックス、と考えれば悪くない。A&M時代もこれで残るは、イエスのメンバーのサポートで好盤となった『犯罪白書』、迷走期の始まり?となった『ラプソディーズ』の2枚となったが、こちらもデラックス・エディションを出すのかな。

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