ケヴィン・エアーズ・アンド・ザ・ホール・ワールド「ハイド・パーク・フリー・コンサート1970」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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ケヴィン・エアーズ・アンド・ザ・ホール・ワールド「ハイド・パーク・フリー・コンサート1970」


70年作。故ケヴィン・エアーズ(Vo,g)の70年ライブ、リール・レコーディングス社から発売。『おもちゃの歓び』『月に撃つ』の2作のソロ、ソフト・マシーンの初期楽曲から2曲を演奏。この前後に招集されたバック・バンド、ザ・ホール・ワールドのメンバーが物凄く、王立音楽院卒のオーケストラ指揮者・デヴィッド・ベッドフォード(Key,Synth),前項にも書いたロル・コックスヒル(Sax)、後のチューブラー・ベルザー、マイク・オールドフィールド(b,g)、元マシーンの同僚ロバート・ワイアット(ds)。お陰で「明るいシド・バレット」とも言える内省的な楽曲が全て大インプロヴァイゼーション大会に!とにかく変な連中集めて、化学変化を起こして見よう、と云うのはフリー・ジャズからインスパイアされたとは云え、70年代プログレッシブ・ロックとしては実に健全な行為。「変化の時代」がまだ世の中に対して発信力を持っていたことの証明でもある、ライブ作品。音質は中の下くらい。
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