
01年作。高田馬場の老舗レコード店「ムトウ」が近々に閉店するので、かなり大掛かりな閉店セールをやっている。マイナーなジャズのCDなんかを500円で売っているので、プログレ関連のアーティストを何枚も購入してきた。その1枚がこれで、日本版が出ていたのですね。この人、不勉強でいきなりソフト・マシーン・レガシーに加入したり、ロバート・フリップとコラボし始めた感じがしてたのだが、日本盤の解説を読んで吃驚(*_*)した。この人、英国ジャズの最大手のホープだったのですな。ウィントン・マルサリスの様に、他ジャンルとの交流も深く、その過程でジョン・エサリッジ(g)やジョン・マーシャル(ds)らともツアーに参加していて、その働きでマシーンに招聘されたらしい。へぇ。このアルバムもストレート・ジャズからアブストラクトなものまで、バラエティに富んだ曲を入れたショーケース的なもの。若手に有りがちな才能の突っ走りみたいな面も出ているが、アーリー・デイズ物として聴けば。楽しめる1枚であります。
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