
91年作。ジョン・アンダーソン(Vo)とヴァンゲリス(Synth)の共作ユニット、4枚目がヴァンゲリス自身のリマスタリングにより再発。アルバム未収録曲のシングルB面曲の追加有り。内容は旧3作品に比べ時代に合わせてポップ且つキャッチーな曲が並び、悪くない。が・・このアルバムだけ何故いつも別枠になってるかと言うと、初発売時にアンダーソンがヴァンゲリスの最終的な許可を得ずに、勝手にリリースしてしまったから。そのため、このアルバムも別編集のヴァージョンが米版などで存在する。(ちょいレア盤☆彡)アンダーソンはファースト・ソロ『サンヒローのオリアス』にマネージメントの許可を得ずにヴァンゲリスを参加させ、後で揉めた「前科」があるので、どうもこの人、この辺の契約の感覚が割りといい加減らしい。この一件で二人の仲は決裂、ジョン&ヴァンゲリスとしては最後の作品になっている。が、最近アンダーソンは『炎のランナー』のヴォーカル・バージョンをiTunesで発表したりしているので、このアルバム再発も雪解けの一環か?
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