15年作。何とまぁ、やはりイエスの前身バンド、メイベル・グリアーズまで復活。オリジナル・メンバーのクライブ・ベイリー(Vo,g)とボブ・ハガー(ds)がたまたま海外のジャズ・フェスで再会、何かまたやって見ようとデモ・テープを作っていた所にお馴染みビリー・シャーウッド(b,Key,etc)がプロデューサーとして参加、恐らくこの時点で正式に再結成が決まりやはりオリジナル・メンバーだったトニー・ケイ(Key,Org)も参加、フュージョン・プレイヤーのヒューゴ・ヴァレ(b)も参加でここに目出度く復活作が届けられる。過去のメイベル~の音源は公式には、ピーター・バンクスのコンピレーション盤に音質劣悪な『エレクトリック・フューネラル』のライブが残っているのみだが、イエスの『ビヨンド・アンド・ビフォア』『スウィートネス』等は元々はこのバンドの曲、その2曲も含め、他にも当時のスクワイアとベイリーの共同楽曲などを現在の録音技術で再演奏。その為シャーウッドがいても作曲に参加していないので、いつもの「シャーウッド物」のワンパ感が無く、プロデューサーに徹しており、今回はGJである。これでザ・シン、バンクス亡き後のフラッシュも再結成している訳で、イエス関連バンドのロック・フェスとか出来そう。活動継続するのかねぇ?