94年作。2枚組。エラく仰々しいタイトルに「あぁん?!ウェイクマンにヒット曲なんかそんなにあんのかぁ~?」と一気に北斗の拳のザコ敵の様な喋りになってしまいそうだが、これ全て94年にウェイクマンがセルフ・カヴァーで新録したもの(^_^;)。CD1がイエス、CD2がソロからの楽曲、しかもウェイクマン以外は当時のイングリッシュ・ロック・アンサンブルのアラン・トンプソン(b)、トニー・フェルナンデス(ds)の3人のみの激安構成。後は全てウェイクマンの弾く当時流行りのポリ・シンセで演奏されており、ペラッペラの安い音であの名曲郡が再現されている。今日は少し調子が悪いので、ペラッペラの『ラウンドアバウト』『シベリアン・カートゥル』、ペラッペラの『地底探検』『魔術師マーリン』を聴きたい夜なんかにゃ最適である。そんな奴ぁいないと思うが。全くウェイクマンは時々こう云う変化球どころか、デッドボールがあるから止められない。よく考えたらこのタイトル、自虐か?因みにウェイクマンはA&M社からのちゃんとしたベスト盤や、米国に渡って作ったちゃんとした再録音盤もあるので、マニア以外の人はそっちを探しましょう・・・。
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