ブライアン・イーノ「アナザー・デイ・オン・アース」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブライアン・イーノ「アナザー・デイ・オン・アース」


05年作。ブライアン・イーノの音楽は、微妙だと思う。ロキシー・ミュージックの時代はさておき、世界で最初に実験的な「環境音楽(ヒーリング・ミュージック)」を提唱、以降はテクノ、トランス、ハウス等のジャンルを牽引するイノベーターとして、常に実験作を発表し続け、恐らくメジャー・シーンでは一番名が売れているエレクトロニカ系ミュージシャンであろうが、この人のアルバム、旧作である程退屈で聴けない。開拓したジャンルの手法が広く一般的になってしまう為で、第一人者の宿命、などとおべんちゃらを言うつもりは無い。ただ作る作品に、永続性が無いだけである。これは05年に発表されたアンビエント・ボーカル・アルバムで、28年ぶりにイーノが歌った事が話題になったが、しかしこれは意外と良い(^_^;)。殆ど実験的な試みをせず、哀愁系のポップ・チューンが並ぶ。国内で云うと高橋幸宏の作品が近いかも知れない。音楽に「実験」と云う派手な表看板は実は必要なく、単純に歌詞の良さ、メロディの良さが最後に残るのではないか、そんな事を感じさせてくれる一作。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新コメント

バーコード

プロフィール

HN:
ICHI
性別:
非公開
趣味:
プログレ好き
自己紹介:
プログレは楽しい。プログレは、音楽ジャンルではなく、新たな人生の思考法だ(=^・・^=)

ブログ内検索

P R

忍者ツールズプロフィール

忍者ツールズプロフィールは終了しました

最新トラックバック

ブログ内検索

カウンター

忍者アナライズ