プログレに限らず、ロック系のCDを集めていると、ゲスト参加しているその1曲が欲しくて、変なCD買っちゃう事ってありませんか。ツェッペリンを集めている人やリッチー・ブラックモアのファンの人、ロード・サッチの変なロックンロールCD、大抵1枚位持ってるでしょう。(この人、「貴族キャラ」を演じていると思ってたら、本当に貴族だったらしく、近年は議員様で自分の政党の幹事長らしい。大丈夫かイギリス?)
イエスのファンだったら、ジャズのエディ・ハリス(「フリーダム・ジャズ・ダンス」の作曲者)の、「エディ・イン・ザ・UK」持ってるのではないかな。何せ初期イエス・メンバー総出演。同じように、クリス・バーバーはこの道60年(!)のトロンボーン奏者、ロック系のミュージシャンと絡む事も多く、このCDは有名ドコロとの共演を集めたアンソロジー。クラプトン、マーク・ノップラー、ヴァン・モリスン、錚々たる名前が並ぶが、このブログ的にはB-3「ロック・キャンディ」。66年のマーキーでの演奏で、オルガンにキース・エマーソン、ベースにリー・ジャクソン。ナイス前夜のエマーソンの演奏が聴けるのは、公的にはこのCDだけだろう。さて、この1曲のためだけにこの2枚組が買えるか?!マニアと一般人の分かれ道である。
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