13年作。英国スペース・サイケデリック・ロックの長老、ホークウインドの別働隊、ホウクローズまさかの2年連続のスタジオ盤の新譜。メンバーはコロッコロ変わっているが、今回は現ホークウインドのハーベイ・バーンブリッジ(Vo,Key,Synth)、デイブ・ピアース(ds)が参加。他には70年代からホークスに出たり入ったりの人達が多数参加、面倒臭いからいちいち書かないが、同窓会的雰囲気のある一作。クローズ隊の特色としてはホークス本体+その時々の流行りもののオト作り、と言った傾向があるが、今回は原点回帰、70年代のホークス的スペース・ロック作品。中身はいつものホークウインド節そのまんまなので、お色直しを楽しむアルバムなのね、と云う気もして来るが・・・。来月はもう一つの別働隊、ホーク・フェアリーズ(ホークスとピンク・フェアリーズの合体バンド)のライブ盤も発売されるし、再び「月刊ホークウインド」の状態になっている。ホークウインドとリック・ウェイクマンとタンジェリン・ドリームの新譜だけ聴いてても、一年が終わってしまうのはやっぱ不健康だよなぁ(;_;)。
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