ヴァン・ダイク・パークス「ソングス・サイクルド」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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ヴァン・ダイク・パークス「ソングス・サイクルド」


13年作。一般的な意味でのプログレではないが、広義の意味での「古き良きアメリカ」を描いたコンセプト・アルバムと捉える事が出来る。11年に発売したアナログ・シングル6枚を1枚のCDにまとめたものだが、それが一つのアルバムとして結実している現実を見ると、パークスが晩年でも如何に「ブレてない」作家であるかが判る。前作のブライアン・ウィルソンと組んだ『オレンジ・グレイト・アート』がまるで出来の良い風景画を観る様な作品だったが、こちらは連作のスケッチを並べて観ると全く異なる風景が浮かんで来る、広大なヴィジョンの作品と言っても良いかも知れない。カリプソ、教会音楽等アメリカの「ポピュラー・ミュージック」の歴史への俯瞰も見えてくる。大家の一筋縄では行かない入れ子構造を持つこの作品。音楽で何かを表現する、事に興味がある人は、マスト・バイ。
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