ピンク・フロイド「レア・ライブ・インスツルメンツ1969-1971」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

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しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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ピンク・フロイド「レア・ライブ・インスツルメンツ1969-1971」



69~71年作。著作権法の(以下略)、Top Gearレーベルのフロイド第5弾は、69~71年のレア・ライブ・テイク集。『シシファス組曲』『モアのブルース』等、早々とセット・リストから消えた珍しいパフォーマンスを中心に収録されている。フランク・ザッパ・バンドと共演した『星空のドライブ』なんてのも収録。当然全てオーディエンス録音、音質は推して知るべしだが、まぁ記録性を重視と言う事で。このレーベルの発売順、初期のブートレグCDのラインナップの過程をまんまなぞっているのが興味深い。BBCセッション、音質の良いライブのオーディエンス録音、ラジオやTVのレア・パフォーマンス音源・・・と90年代のCDメディアでのブートレグの進化、そのまんまである。デジタル・データの多様化により、音楽メディアの著作権法での対応は各国により異なるため現在はかなり混乱期。その為ここのメーカーの様に「放送用音源は放送した局側に著作権あり」とする国の法律を盾にとり、ブートレグ音源を公式に発売出来る状況も生まれて来てる訳である。このままクラシックやジャズの様に混乱したまま突き進んでいくのか、それとも演奏者の存命が多いロック・フィールドはまた異なる実例が増えて行くのか、音楽の内容よりもこちらの方が今後目が離せない?
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