ヒュー・ホッパー「Vol.9 アナトミー・オブ・フェイスリフト」|残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ヒュー・ホッパー「Vol.9 アナトミー・オブ・フェイスリフト」


15年発表。ホッパー未発表全集第9巻にして目玉の一つ、「フェイスリフトの出来るまで」。ソフト・マシーンの名盤『3』のホッパー作曲の畢竟の代表曲『フェイスリフト』完成までを未発表テイク(ライブ含む)で追うドキュメント。故に69年~71年とアルバムで完成形が発表されるまでの5つのバージョンの『フェイスリフト』入り、当然他の余計な曲は入っておらず、同じ曲を連続5回聴くわけで殆どマシーンの研究者向けの内容と言える。最初に曲の構成を説明するホッパーの台詞が入り、『2』のキーボード+ベース+ドラムの構成で『スライトリー・オール・ザ・タイム』の派生曲の様に始まる69年バージョン、ディーン、ドブスン、チャリグのフリー・ジャズ畑のミュージシャンが加わり、「マッコイ・タイナーのよう』と呼ばれた69年セカンド・バージョン、その後チャリグの抜けた70年の2管バージョン、ドブスンも抜けカルテットとなり、よりジャズ・ロック寄りの構成美を重視した71年バージョンと目眩く進化していく『フェイスリフト』。ただ1曲を取り上げるこの企画は今回の様な追悼全集でもないと難しかったろう。マシーンの作曲過程が判る偉大なる脚注。来月いよいよ最終巻!
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新コメント

バーコード

プロフィール

HN:
ICHI
性別:
非公開
趣味:
プログレ好き
自己紹介:
プログレは楽しい。プログレは、音楽ジャンルではなく、新たな人生の思考法だ(=^・・^=)

ブログ内検索

P R

忍者ツールズプロフィール

忍者ツールズプロフィールは終了しました

最新トラックバック

ブログ内検索

カウンター

忍者アナライズ