残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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ピンク・フロイド「デリケート・サウンド・オブ・ニューヨーク」


13年作。再びブートレグです。こちらも初登場、88年『鬱』ツアーのサウンドボード音源完全版、3枚組。NYナッソー・コロシアム公演の3日目。言って見れば公式盤『光』の拡大版みたいなもの。『サインズ・オブ・ライフ』『ようこそマシーンへ』『理性喪失』等、公式盤から漏れた楽曲のサウンドボード音源が聴けるのがミソ。同時にコンサートの全貌を体験出来るのもアドバンテージか。但し『狂ったダイアモンド』には原因不明のノイズ、また『時のない世界』『マネー』はテープの尺の関係か中断あり。また『虚空のスキャット』はヴォーカルが入りそこねる、と云う痛恨のミス有り。『鬱』ツアーはどれを聴いても全部一緒だよね、と仰るそこの貴方、そんな事はございません。リード・ヴォーカリストとして頑張らなきゃいけなくなったギルモアさん、ツアーが進行する毎にどんどん歌が上手くなって行きます(^_^;)。その辺を聴きこむのも一興かと。アトランタ公演のプロ・ショットDVD付き。
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ロジャー・ウォーターズ&エリック・クラプトン「ザ・ガンナーズ・ドリーム」


13年作。ブートレグです。84年の「ヒッチハイク~」ツアーは、クラプトンが前半参加している事もあり、人気も高いが、サウンドボード音源が存在しなかった。(ツアー後半、アンディ・フェザー・ロウにギターが交代したモノは出ている。)先日、BBCにて新規ライブ音源が放送されたが、これもまぁまぁのオーディエンス録音。良好な音源は残ってないのかね、とファンは諦めかけていた所、何故かひょろっと今回出て来ましたサウンドボード音源。苦節29年、初めての登場であります。フロイディアン、狂喜せよ。前半がフロイド・ナンバー、後半が『ヒッチハイク~』全曲演奏と云う構成だが、フロイドの曲は全てクラプトン流の独自のアレンジが施され、ユニークな物になっている。これは割りと一聴の価値有り。メル・コリンズ(Sax)がむしろ意外な程頑張っている。次は『Radio K.A.O.S』ツアー完全版サウンドボード音源を是非!

タンジェリン・ドリーム「クルーズ・トゥ・デスティニー」


13年作。今年3月に『クルーズ・トゥ・・ジ・エッジ』と云うそら恐ろしい企画が行われた。豪華客船に乗り込み、ケイマン諸島やジャマイカまでの遊覧船旅行、しかも船内で日替わりで有名プログレ・バンドの演奏が楽しめる。この面子が凄くて、イエス、スティーブ・ハケット、カール・パーマー・バンド、UK、SAGA、グラス・ハマー、ネクター、ゼブラ、イオアース、ヘヴィーメロウ。ヒエ~(^_^;)。そして我らがタンジェリン・ドリーム。海外だと「プログレ好きの金持ち」って、そんなに多いのか?まぁむしろ、この辺のバンドを聴いていたファン層が、その位の年齢になったと云う事でしょう。何れ各バンドのレーベルやサイトからライブ盤が出て来ると思うが、いち早く発売されたのがコレ。『恐怖の報酬のテーマ』『スリー・バイクス・イン・ザ・スカイ』等珍しい所も演奏しているが、アンコールが『ムーン・リヴァー』と云うのは、船旅ならではの洒落でしょうね。

タンジェリン・ドリーム&ブライアン・メイ「スターマス」


13年作。11年に行われた、ユーリ・ガガーリン宇宙飛行50周年記念コンサートのライブ盤。何とクイーンのブライアン・メイ(g)も参加。実際の「星の音」をリミックスした曲など、まぁそれっぽくはある。『ワン・ナイト・イン・スペース』『マーズ・ミッション・カウンター』等、選曲も宇宙関係のアルバムからが多い。ブライアン・メイ・パートからはソロのあんまり有名でない曲が多いが、最後に『ウイ・ウィル・ロック・ユー』を演奏し、どうにか面目を保っている。全体的にはおとなしめのニュー・エイジのコンサートと云う感じで、コレを物足りないと見るか、タンジェリンの引き出しの多さに感心するかで、現在のタンジェリンをどう評価するかが分かれるだろう。リンダ・スパ(Sax)が最後にロシア民謡を歌っていて、これはなかなか良い感じ。しかしこのスペクトラムみたいなジャケ写、何とかならんのか。

レフュジー「レフュジー/ライブ・イン・ニューキャッスル」


74年作。唯一のスタジオ盤とライブ盤が2イン1で、廉価版で再発。但し、音質はリマスター前のもの。ご存知リー・ジャクソン(Vo,b)とブライアン・デイヴィソン(ds)がパトリック・モラーツを迎え、ザ・ナイスの夢よもう一度、と結成したキーボード・トリオ。モラーツのパートは既に後年の『リレイヤー』等のフレーズが顔を出し、才能を感じさせる。しかし、発表は74年。既に危機もタルカスも太陽と戦慄も発表されており、進化のスピードが異常に早かった70年代前半では、「第2ナイス」は今更古かったのでは。案の定モラーツは大企業イエスに引き抜かれ、トリオは短期間で崩壊するのだが、このまま続投しても発展性は無かった様な気もする。ライブは『ロンド』みたいな、必殺の1曲が無いのがちょっと惜しい。

ザ・ナイス「ハマースミス・オデオン 2003(DL販売)」

V
13年作。DL販売版ナイスの第4弾、2枚組。。再結成ナイスのライブは、2002年のものが公式盤で出ているが、クレジットを信じるならその1年後の、英国ハマースミス・オデオン劇場での公演。オーディエンス録音か若しくはバンドの記録用音源で、演奏が非常に遠い。ほんでもって残念ながら、またしても内容は余り良いものではない。演奏のアンサンブルがブレブレ、特にリー・ジャクソン(Vo,b)の不調が酷く、7曲目の『ハング・オン・トゥ・ア・ドリーム』辺りでは完全に声が出なくなっている。後半はエマーソン・バンドの演奏、デイブ・キルミンスター(Vo,g)に交代、『タルカス』『タッチ・アンド・ゴー』なぞ美味しい所をやっているが、ツラれたのか変な声を出している。と云う事で、このシリーズ、『クロイドン~』のみ購入の価値有りで、他はなかなか酷いっす。それでもまだ出すそうですよ。

ザ・ナイス「フィルモア・ウエスト 1969(DL販売)」


13年作。DL販売シリーズ第3弾。音質はサウンドボード音源のジャンプ賞の下。フィルモア・イーストの方は公式盤で2枚組完全収録が出ているが、ウエストの方は断片的にアンソロジー等に収録されているだけだった。全長版は今回が初発売。早速聴いて見たけど、う~ん、音質はともかく内容がちょっとアレなのですな。かなりダレておる。『シー・ビロング・トゥ・ミー』で『ロンド』や『アメリカ』のフレーズを弾いては見たものの、途中で止めてしまっている。『ハング・オン・トゥ・ア・ドリーム』は17分もあり、中途に『サマータイム』を入れてはいるが飽きてしまったのか、かなりいい加減なオルガン・ソロがダラダラと続く。ヤバいと思ったのか、ブライアン・ディヴィソン(ds)が煽りに煽るが、残りの二人がどうもパッとしない。エマーソン、これは出さない方が良かったんじゃないかなぁ。

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