残酷!音楽怪獣プログレ    忍者ブログ

残酷!音楽怪獣プログレ

しがないプログレ好きで、よく中古盤を漁っています。ときどきライブなんぞにも行っておりやす。

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エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン「ライブ・イン・オーサカ」


92年「アクア」ツアーのライブ、大阪公演。ヴォイスプリント・レーベル「オフィシャル・ブートレグ」シリーズ第一弾。2枚組だが、何故か3曲がオミットされている。オーディエンス録音なのだが、これが酷い。音質が酷く周りの客の歓声が五月蝿く、時には演奏が聞こえないこともある。幾ら「何でも出しちゃうヴォイスプリント」でも、これはないのではないか。フラッシュのオフィシャル・ブートレグ・シリーズを、ピーター・バンクスが怒って差止めた事があったが、あれも音質はこんなんだったのだろう。因みにこのシリーズ,3枚とも音質劣悪、救いがたい。この「アクア」ツアーのライブは、本当のブートレグだがAYANAMIレーベルからもう少し音質の良い日本公演オーディエンス録音の完全版、Highlandレーベルからパリ公演の1枚もの、US公演の1枚もののサウンドボード録音(但し大きなノイズ有り)が出ているので、その辺を中古で探すのがベストかも。
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エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン「ライブ・アット・タウン&カントリークラブ」


92年、「アクア」ツアーの、英国タウン&カントリークラブでのライブ。60分1枚ものの為、ライブ不完全版、サウンドボード録音だが、FMエア・チェックか何かがソースの為、ヒスノイズばりばり。それでも、公式盤としては、これがこの時期のライブの最良の音質のものである。困ったもんだ。メンバーはジョン・ペイン(b,Vo)、ジェフ・ダウンズ(Key,BackingVo)、ヴィニー・ヴァーンズ(g)、トレヴァー・ソーントン(Ds)、スペシャル・ゲスト扱いでスティーブ・ハウ(g)。伝手を頼って何とか集めたメンバーの為、まだバンドとしてこなれておらず、ヴァーンズのヘビメタ・ギターはまぁ良いとしても、ソーントンのドラムが軽すぎて((T_T)、違和感ありまくりである。フロントマンが交代して1枚目の証文がコレ、ダウンズの心労が偲ばれる。ハウは相変わらずマイペース、少しは手伝わんかい。

21ガンズ「サリュート」



92年作。当初、再結成エイジアのメンバーは、ウエットン+ダウンズに、元シン・リジィのスコット・ゴーハム(G)、マイケル・スターギス(Ds)だった。
この面子で新曲を作り(「ゼン&ナウ」に収録)、クラブ・マーケットを中心にツアーをしていたが、どうもパッとしない活動にゴーハムとスターギスが脱退。よりハード・ロック系の21ガンズを結成する。さて、英国ハード的な音楽を求めてこのアルバムを聴くと、なんか違和感がある。あれ、キーボードがいるぞ、曲メロも随分ポップなような・・・そう、なんか「エイジア」っぽい、のである。そう考えると、これはこれでGTRと同じくエイジアのもう一つの申し子、ウエットンの人選、そんなに外れてなかったのでないか。
その後スターギスは「天空のアリア」で再びエイジアに合流、ゴーハムはシン・リジィを再結成したり再再結成したり、順調に活動を続けている。

クラウディオ・シモネッティ「ドラキュラ3D」


ゴブリンのキーボーディスト、シモネッティの新作はダリオ・アルジェント監督のサントラ仕事。TV映画「ジェニファー」以来だから、3年振りのスタジオ盤か。「デス・サイト」辺りまで、テクノ系、チル・アウト系など、その時の流行りを取り入れた仕事っぷりだったが、今回は映画の内容が古典的題材である為か、シンセによるオーケストラをメインとした、重厚かつゴシックな出来となっている。キース・エマーソンがサントラ仕事を続けていたら、こんな作風になっていたんじゃないかなぁ。
初回限定盤はDVD付きで、メイン・テーマのPV、原作「ドラキュラ」の電子書籍版、それとデモニアの前身「シモネッティ・ホラー・プロジェクト」の発掘ライブ映像入り。本人のサイトからオーダーすると、購入者の名前入りのサインをシモネッティがして送ってくれるよ。(リラ換算だからITuneで買うよりちょっと高いが)

エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン「ライブ・ライゼン・サン」


ジョン・ペイン期のエイジアの作品が6作、Blue Spec CDで国内盤が発売された。詳細な解説付きで、この時期のエイジアのファンでもある私は、非常に嬉しい(=^・^=)。さて、その中で気になるのがこの1枚。
元々は、「Scandinavia」または「Extended Version」のタイトルで発売されていたもので、「サイレント・ネイション」期の2005年のライブ盤。ジェフ・ダウンズ最後の在籍時のものなのだが、何とキーボード・パートがエリック・ノーランダーに差し替えられている。ミックスも当然異なり、事実上の新譜と考えても良さそうだ。元々、ペイン+ゴーヴァン組主導の時代の音源であり、ダウンズ、少し肩身が狭そうだったが・・・。権利関係の絡みかも知れないが、こんな形で現行メンバーの新譜が出ると思わなかった。残りの再発盤にも初出のボートラとかも入っているので、順番に紹介するかも。

映画の中のプログレ・ファン


映画の中で、自分の好きな音楽が掛かるのは嬉しい。その音楽が好きなキャラクター、が出て来るのは、もっと嬉しい。映画「アポロ18」ではわざわざ月面で、イエスの「同志」を聴いている奴が出て来る。時代を表す小道具か、と思いきや、ラストシーンでもう一度、意外な使われ方をするのが良い。「40才の童貞男」では、未だにエイジアの「ヒート・オブ・ザ・モーメント」を聴いて、ポスターまで貼ってる奴、てのが出て来る。ビル・ゲイツの愛聴盤は、マイク&メカニックス、と云うネット・ミームがあったが、この辺、イケてないのだろうか。しかし、一番イヤなプログレ・ファンは、「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ベール。ジェネシス「デューク」以前、以降にマニアックな論評を加えながら、女の皮を剥いだり、拷問して殺したりする。「ブルー・ベルベット」よりも、イヤな気分になる事必須。ターン・イット・オン・アゲイン!!

ロル・コックスヒル「イヤー・オブ・ビーホールダー」


先日逝去した、ロル・コックスヒル(ss,ts,as)の、71年に出したファースト・ソロ、2枚組。カンタベリー周辺で、キャラバン、マイク・オールドフィールド、ケヴィン・エアーズ等のアルバムに参加し、またオグーン・レーベルでフリー・ジャズ系のアルバムを発表、故スティーブ・ミラー(p,Key)とのデュオ・アルバムは特に傑作、と言われている。
まぁ、故エルトン・ディーンが(株)カンタベリー・ミュージック、サックス課の課長だとしたら、課長代理の人、と云う印象があったが、お亡くなりになってしまいましたか。ディーンの作風が英国人らしい上品なユーモア、だとしたら、この人はもう少しブラック入った、モンティ・パイソン流のキツイお笑い。このアルバムもわざとラフに録ったユーモラスな短めの作品が24曲、ジャケ絵と同じくデッサン、「素描集」の質感を狙ったものだと思う。今となっては日本盤の惹句「おもろいサックスおじさん」が泣ける。ミラーとのデュオもそのうち紹介したい。

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プログレは楽しい。プログレは、音楽ジャンルではなく、新たな人生の思考法だ(=^・・^=)

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